浄土真宗 親鸞会 三河・知多
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「人生の目的」の解答

 自殺者が8年連続で、3万人を超えました。「かけがえのない命」「人命は地球より重い」と声高に叫ばれる一方で、重く、悲しい事実です。

 

 先日、TBS『報道特集』で「なぜ生きるのか、答えが知りたい」と訴える番組が放映されました。
 その中で、自殺者の遺族の心境が語られていました。
 ある女性は、3歳の時に、母が幼い弟2人を連れて無理心中。さらに20年後、今度は父が焼身自殺をしたといいます。
 別の40代の男性は、6年前、妻を自殺で亡くしたと語っていました。

 そんな遺族の方々に僧侶から、研修会の講師として参加してほしいという要請が入りました。僧侶たちは、遺族の気持ちも分からぬまま、葬式、法事を、儀式として勤めてきた、との反省から、特に微妙な自殺遺族の心境を聞きたい、との要望であったのです。

 研修会では、数人のグループに分かれて、遺族と、僧侶が語り合う機会がありました。
 その中で、先の40代の男性が、僧侶にホンネをぶつけています。

「妻が『死にたい』と言った時、その理由を考えていくうちに、自分が生きるのはなぜか、分からなくなった。なぜ生きるのか、それが知りたい。死ぬのも一つの選択ならば、生きるのも一つの選択だ。ならば、なぜ生きるのか。その答えを探し続けている」

 答えが仏教にあるのではと、参加した遺族たちは求めていましたが、対する僧侶らは、「しんどい」
「聞いていてツライ」と言うばかり……。主催者の役僧も、「遺族の方の本音が聞けてよかった」という程度のことしか語っていません。

「なぜ生きる」を知らされた親鸞学徒にとって、歯がゆいばかりの場面でした。

 昨今相次ぐ殺人、暴力、虐待なども、
「生きる意味があるのか」
「苦しくとも、生きねばならない理由は何か」
人生の目的に渇き切った心が生み出す悲劇と言えましょう。

 答えは、仏教にあります。

「人身受け難し、今已に受く。
 仏法聞き難し、今已に聞く」

「よくぞ人間に生まれたものぞ」という生命の歓喜を、釈尊は高らかに謳いあげられています。万人の求める人生の目的を明示された教えこそが仏教なのです。

 その釈尊の教法を、「親鸞更に私なし」と一生涯、命懸けで開顕してくだされたのが、親鸞聖人であったのです。

 私たち親鸞学徒は、「歴史上の人物ベストワン」と仰がれる親鸞聖人の教えを聞き求め、ご縁のある方にお伝えしています。

 

『人生の目的』については、浄土真宗親鸞会の公式サイト「特集:人生の目的 自殺は止められるのか」に詳しく解説されていますので、ぜひ訪問してみてください。

(平成18年夏)

浄土真宗親鸞会 三河・知多